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VR空間での面接が当たり前になる? 〜VR面接、はじめました。〜

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XR Research Engineerの諸星(@ikkou)です。 普段はVR( 人工現実感 ) 、AR( 拡張現実感 ) 、MR( 複合現実感 )を総称したXR領域の研究開発とメルカリにおける活用方法のを模索を行なっています。

既にニュースサイトなどで記事をご覧になった方もいるかと思いますが、R4DではXRエンジニアの選考にあたり、VR面接を開始しました!

メルカリ、 仮想空間で面接 VRエンジニア選考で 「物理的に会う必要性を問う」 (ITmediaNEWS)

将来、VR面接が当たり前になっているかも

VR 面接そのものは決して目新しいものではなく、 10年以上前に「セカンドライフ」を舞台として実施されていたという歴史的経緯があります。

ミクシィ、セカンドライフの技術を採用して独自3D仮想空間を開設 (MarkeZine)

そのため、概ね30代以上の開発者の人方にとっては “歴史は繰り返す” 感があるかもしれませんが、 当時と比べて安価に高機能なHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を手に入れることができるようになった今、 VR面接はPCのディスプレイ越しのものではなく、 Presence ― 実在感、本当にそこにいること ― をより感じられるものになっています。

いずれ日々の仕事が VR 空間のみで完結する未来が来るとしたら、この VR 面接は何ら変哲のない、 当たり前のことになっているかもしれません。 そんな未来はまだもう少し先かもしれませんが、こうやって試していくことでその未来を感じることができますし、 誰かがやらなければ変わらないとも考えています。

今は XR エンジニアの一次面接のみが対象となっている VR 面接ですが 、いずれは後に控える選考も全て VR 面接にしたいと考えています。

実際にやってみると決してメリットばかりではなく、VR 面接ならではのデメリット、 例えば VR デバイスの使用に伴う場所の制限なども存在するので、 その解決策を見出すこともひとつのミッションになっていくかもしれません

VR空間でお待ちしています

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メルカリではR4Dの立ち上げに伴いに合わせ、いくつかの技術領域に新たに取り組み始めています。 それはブロックチェーン技術であり、量子コンピューティングであり、私が取り組んでいる XR 領域もそのひとつです。

XRエンジニアはOculus RiftやHTC VIVE向けといったデバイス向けのVRコンテンツから、 ARKitやARCoreを活用したモバイル向けのARコンテンツ、またHoloLens向けのMRコンテンツなどを、 UnityやUnreal Engineといったゲームエンジンを用いて研究開発する職種です。

興味のある方は 採用ページからぜひご応募ください! VR空間でお会いしましょう:D

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