mercari R4D では、社員の博士課程進学を支援する制度「mercari R4D PhD Support Program」を2022年2月より開始しています。
https://about.mercari.com/press/news/articles/20220128_phdsupport/
このたび、本制度の3期生が決定しました！
竹原一彰（@zak3）
- 所属：メルペイ（エンジニアリングマネージャー）
- 大学：総合研究大学院大学 統計科学専攻 博士課程
- 研究テーマ：対話的情報検索・推薦に関する研究
コメント
多くの未解決問題が、日々の業務の中に、存在しています。タイムリーな価値提供が重視されるビジネスの現場では、その問題に向き合うことが、難しい場合が多々あります。ビジネス的な時間制約から開放された大学院という場で、眼前の課題を、徹底的に研究し、解を導く力が欲しく、博士課程を志しました。
私は、人と検索・推薦システムのインタラクションに興味を持っています。ユーザーの検索行動を、統計的なアプローチでモデル化し、本当に欲しい物に出会える、なめらかな検索体験を提供できるよう、研究を進めています。
社会実装も視野に研究を進めているため、ビジネス視点でフィードバックが得られること、マーケットプレイスのデータによる実証可能性などに魅力を感じ、本支援制度に応募しました。
社会人博士支援制度は、4期生の募集を予定しています。 今後も社員の多様な学び直しやキャリア形成を支援し、経済発展や社会的課題の解決に貢献する人材の育成に注力するとともに、多様な人材が活躍できる環境の実現を目指してまいります。社会人博士支援制度「mercari R4D PhD Support Program」とは
「mercari R4D PhD Support Program」は、将来的に事業の発展や社会的課題の解決に貢献しうる専門領域において、博士課程への進学を希望するメルカリ社員を対象に、学費や研究時間の確保を支援する制度です。 メルカリに在籍しながらキャリアの再設計や新たな活躍機会の獲得を可能にするとともに、mercari R4D が扱ってきた研究開発領域にとらわれることのない分野に人材を派遣することで、高度な専門知識を備え、イノベーションを起こしうる多様な人材の育成を強化します。