こんにちは。mercari R4Dでアウトリーチを担当している@afroscriptです。
11/18(土)〜11/19(日) に、JST (科学技術振興機構) が主催する「サイエンスアゴラ2023」という科学と社会をつなぐイベントの実地開催が行われました。
mercari R4Dは、東京大学との包括連携プロジェクト「価値交換工学」のメンバーとともに、ブース出展を行ってきました。
今回のブースでは、「価値交換工学」とmercari R4Dで現在取り組んでいる約40件の研究課題のうち5つについて、ワークショップやDemoを通じて来場者に研究成果を体験してもらったり、Researcherと対話して理解を深めてもらう場を提供しました。
*サイエンスアゴラやブース企画の詳細についてはこちら:11/18(土)-19(日)開催:科学と社会をつなぐイベント「サイエンスアゴラ 2023」に価値交換工学のブースを出展します!
私は、今回のブース出展のProject leadとして企画全体の取りまとめを行いました。
本記事では、当日の様子に加え、今回のブース出展をするにあたって、どのように企画し、どのように準備を行ったかをProject lead視点でまとめていきます。
科学イベントでのブース出展の企画・検討などを考えている方のお役に立てれば幸いです。(8500字ほどの長文記事 (読了時間15~20分) となります!お急ぎの方は気になる箇所のみお読みください。)
約900人が来場した当日のブースの様子
最初に出展の結果を示しておくと、ブースの来場者が2日間でなんと約900人!!
実は企画当初、ブース来場者の予測を200~300人ほどと考えていたので、その3倍の来場者に来ていただいた結果となり、大盛況に終えることができました。(3倍がすごいというよりは、見立てが甘かったという反省点でもあったりします…笑)
出展目的の整理
ここからはブース企画をどのように推進していったのかを説明していきます。
まずはサイエンスアゴラに出展申込時(6月頃)、出展に興味があるメンバーをR4Dや価値交換工学の中で募集しました。そこで立候補してくれた5つの研究 (研究内容については前回記事を参照) で出展することとしました。
9月頃、出展が確定したタイミングで、参加メンバー全員で集まりKick-offを開催し、今回のブース出展の目的を整理しました。今回の出展目的は下記3つで、目的3つ目は、サイエンスアゴラ参加者/来場者の多様性からさらに2つに分けて設定しています。
それぞれの目的設定背景は次のようになります。
1.) 価値交換工学の認知度向上
「価値交換工学」という名前は、部門名としても分野名としても新しく、その認知度や注目度はまだ高くはない また、名前から研究内容がパッとは想像しづらく、どんなことをやっているのか伝わりづらい メルカリと東京大学が包括連携プロジェクトとしてこの分野に取り組んでいることも、社会の中で知る人はまだまだ少ない 今回のサイエンスアゴラのブース出展を通じ、「価値交換工学」を知ってもらい、さらにはそのおもしろさや可能性を来場者に体験してもらい、興味・関心を得ることで、今後の新たなコラボレーションを生み出すきっかけにしたい
2.) サイエンスアゴラ参加者と「未来の価値交換」について対話し、私たちが新たな視点を得ること
サイエンスアゴラは、様々な分野のアカデミック界隈の方々が参加するだけでなく、子どもから大人までアカデミック界隈に限らず幅広い方々が参加する これだけ幅広い人々と、私たちの研究についてゆっくりと対話をする機会は非常に貴重であり、その対話は、私たちがまだ目をむけてなかった新たな視点をもたらしてくれる可能性を大いに秘めている 来場者と「価値交換」について対話し、私たち自身が新たな気づきや学びを持ち帰り、各々の研究や価値交換工学全体の価値をさらに高める場として活用したい
3-A.) 来場するアカデミック界隈の方々に「価値交換工学」という新たな研究分野、アプローチについて知る機会を提供し、自身の研究や活動の幅を広げるきっかけを提供する
「価値交換工学」は、そもそも新しい領域であることに加え、産学連携プロジェクトであり、かつ、分野にとらわれない様々な分野の研究者が集まり課題を解くという珍しいアプローチをとっている アカデミック界隈の方々には、価値交換という新たな視点を知ることや、そのアプローチのおもしろさを実感することで、自身の研究や活動の幅を広げるきっかけとしてほしい
3-B.) 来場者するアカデミック界隈以外の方々に「価値交換」やその未来、循環型社会について考えるきっかけを提供する
「価値交換」は、自身にとって不要だと思っていたものが、他者との交換を通じて自身にとって価値のあるものに変わり、そこで得た価値によりその人の可能性を広げうるものである。そういう意味で、「価値交換」というテーマは多くの人にとって考える価値が大いにあるものだと考えている また、自身へのメリットのみならず、価値交換は人々がものを大切につかうことやリユース / 2次流通の促進にも繋がり、さらには、循環型社会の実現にも大いに貢献する力を持っていることを知ってもらい、価値交換そのものや、価値交換の未来、価値交換を通じた循環型社会の実現について考えるきっかけとしてほしい
今回のブース企画の最難関は、”価値交換工学”が目指す世界観をちゃんと伝えること
先に述べたように価値交換工学は、多様な分野の研究者が集まり、40近くの様々な研究に取り組んでいます。
今回展示を行う5つの研究もそれぞれ非常におもしろいものなので、企画全体を考えるにあたっては、ある意味それらの研究をしっかり体験していただくだけで、ブースに来てよかったと思ってもらえるだろうなという感触はありました。
(もちろんそれも簡単なことではなく、各Researcherが頭をひねりにひねって、研究のおもしろさを最大限引き出す表現に仕上げてくれたので、本当に脱帽でした。)
したがって、 全体の企画を考える身として一番難題に感じていたのが、”企画に芯を通すこと”でした。
これだけおもしろい研究が集まると、それぞれの研究の印象だけが強く残り、「おもしろい研究をたくさん知れて楽しかった!(あれ、でもあのブースは結局何をしたかったブースなんだろう…??)」という感想で終わってしまい、「価値交換工学」が何を目指しているのか、あるいはそもそも「価値交換」というワードにすらまったく結びつかない状態になりかねません。
そこで、以下2点を行うことで、より価値交換工学の魅力を感じてもらうように考えました。
- ブースに統一感をもたせることで、研究は多様だけどそれぞれが目指している世界観は同じ方向であることを印象づける
- 「価値交換工学」が目指す世界観を短く分かりやすい形で伝えること
ブースに統一感をもたらすためのロゴとキービジュアルの製作
ブースに統一感をもたせるため、価値交換工学のロゴとキービジュアルを作成しました。
キービジュアルとしては、今回展示する5つの研究をイラストで表現してパネルで繋ぐ形としました。この形にした意図としては、シンプルに5つの展示が行われることがパッと見で伝わることと、パネルで繋ぐ形にすることで、価値交換工学としてはここにある5つ以外の様々な研究もこれに繋がっていき、最終的にはもっともっと大きな絵を描けるという余白を残すためです。
ロゴは、メルカリのロゴなどにも使用しているMercari Sans・たづがね角ゴシックベースのシンプルな文字ロゴとしました。
ちなみにKVの背景の黄色は東大マークの銀杏マークの黄色や価値交換工学の部門が所属するRIISE(インクルーシブ連携機構)のサイトカラーからのインスピレーションなので、ロゴと背景色をあわせてメルカリと東京大学やRIISEの融合を表しています。
個人的なロゴのお気に入りポイントは、交換の「交」に矢印とハートが入っているところです。これは交換を通じてなにかポジティブな良いことが生まれてほしいという価値交換工学の世界観にピッタリだなと思っています。
これらのロゴやキービジュアルをテーブルクロス、スタッフパーカー、ポスターデザイン、ノベルティに適用していくことで、ブース全体としてワンチームな統一感を出すことにしました。
ちなみに今回のノベルティとして選定したトートバッグは、長さ調整ができるものにしました。
これはD&Iやサステナビリティの観点から、子どもから大人までそれぞれにフィットした形で使うことができ、それによりイベント内に限らず長く使ってもらえるようにという想いを込めています。
「絵本」で価値交換工学が目指す”世界観”を表現
「価値交換工学」が目指す世界観を伝える手法として、今回は絵本という表現を選びました。理由は以下です。
- 「絵本」という響きから誰でも「短く」「簡単に」理解できそうという印象を与えられる
- 他のブース出展者のノベルティときっと被りづらい
- 来場者に多く含まれる子どもや子どもや子連れの来場者にも喜んでもらえる
特に1つ目の「短く」「簡単に」が重要だと考えていて、「研究」という言葉は一般的になにかすごく難しいことをしてると思われがちです。
確かに研究の内容を深く理解しようとすると専門的な知識が必要になる場面が当然あります。しかし、研究の先に描いているのは、「こんなことが実現したら、世界がもっとよくなるよね」「こんなことが解明できたらおもしろいよね」といった、もっとシンプルにワクワクするものだったりします。 (もちろんそれ以外にも様々な研究のモチベーションがあると思いますが)
価値交換工学でいうと、われわれが研究の先に描いているのは「世界中の人々がフェアでスムーズな価値交換を行うことが可能な社会の実現」です。
自分にとっては「いらない」と思っていたものは、他の誰かが手にすると「うれしい」ものかもしません。それは、ある人にとっては「価値がない」と思われていたものが、「交換」を通じて他の誰かにとって「価値がある」ものに変わるかもしれないということです。
そういった価値の交換が世界中の人々の間でフェアでスムーズに行われたら、世界中の「いらない」が「価値がある」ものにどんどん変わっていくでしょう。さらにそうやって世界中で「いらない」が減っていけば、「捨てる」ことも減らせるだろうし、それはより地球にもやさしい社会に通じていきます。
そういった世界を描きながら価値交換工学の研究は行われているのです。これってすごく素敵なことだと思うのです!
なので、そういった世界観を超シンプルに、年齢問わず誰もが理解できる形で表現できて、もっと身近に感じられる手段として絵本はピッタリかなと考えました。
ただし、絵本という表現のデメリットとして一部の大人ウケは微妙かもしれないと思いました。しかしそういった方も、ブース内の研究展示やそれを通じた研究者との対話の中で、価値交換工学が持つワクワクは十分に感じ取ってくれるかなとという背景に加え、サステナビリティの観点からも絵本は希望者のみに配る形にしました。(ノベルティも同様に希望者のみに配布するようにしていました)
なお、ストーリーについては、ベースの文章を僕が書き上げ、細かい文言をチーム内でブラッシュアップしていきました。
絵本のイラストについては、ストーリーのドラフトができた段階で、Instagramでイメージに合うイラストを描いてくださりそうな方を必死に探しました。そして、優しくも温かいイラストを描かれているasafumiさんを運良く見つけて、イメージ通り、いや、イメージ以上にピッタリでぜひこの方に絵を描いてほしい!と思い、お声がけさせていただき、ご快諾いただけました。
(絵本の中身もかなりこだわりにこだわっているのですが、ここで詳細を書くと記事1つ分の文章を追加してしまいそうなので、機会があれば別記事で書きます。)
ブースの中に「人の流れ」をつくる
その他に今回のブース設計において気を遣った点としては、ブースの中の人の流れを意識すること、があります。
今回のブースの中には5つもの研究展示があります。なるべく5つの研究すべてを「自然と」見て回ってもらえるようにしたいなと思っていたので、ブースの中に通路をつくり、基本的な来場者の流れを決めておきました。
また、ブースの中に入ってきてもらうきっかけとして、遠くから見てもパッと見で興味をひく「poimo (ポイモ) 」と「Inkjet 4D Print」を前に配置しました。
加えて企画を進める中で、「心が通じ合う未来のチャット」チームが、 巨大スクリーンを使って、感情伝達に着目した未来のテキストチャットのDemoをやりたいとの話も出てきたので、それも前面に配置することにしました。
そして通路の最初にA0サイズの巨大看板を設置しました。この巨大看板には価値交換工学とはなにかの説明が書いてあったり、通路の図が書いてあります。
これにより「なにかおもしろそうなブースがある」->「価値交換工学というメルカリと東大の共同プロジェクトである」-> 「通路の順路はこんな感じで進めばいいのか」と理解してもらう流れをつくりました。
「未来の価値交換」をみんなで考える
サイエンスアゴラでは、そのコンセプトとして「対話」を大事にしています。それはつまり一方的にこちらの情報を伝えるのではなく、双方的なコミュニケーションに重点を置いているということです。
また、今回のわれわれのブース出展の目的2として「サイエンスアゴラ参加者と「未来の価値交換」について対話し、われわれが新たな視点を得ること」を設定しています。
先に述べたように、価値交換工学が目指している世界観はとても広いものを描いています。ゆえに、われわれがまだ気づいていない視点はたくさんあるのだと思っています。
そういった観点から、非常に幅広い層の方々が来場するサイエンスアゴラから、多様な視点で一緒に未来の価値交換を考えられたら、もっとわれわれが気づいてなかった視点を得られるんじゃないかと考え、ブースの出口に、来場者に「未来の価値交換」を考えてもらう場を用意しました。
フリップボードを用意し「どんな人と、なにを交換してみたい?」を自由に創造して書いてもらいました。
結果として、非常に多様な視点からワクワクする未来の価値の交換を想像していただけましたので、いくつか紹介します。
過去や未来など時間を越えた交換や、モノに限らず感情や感覚などの交換など、多様すぎるアイディアが出て、非常におもしろい視点を得られたと思います。
もっといろんな視点での価値の交換を考えていきたいなととてもいい刺激になったなと感じています。
イベント出展から得られたこと
今回のサイエンスアゴラへの出展から得られたこととしては、主に3つあります。
多様な視点からの研究へのフィードバック
まず1つ目は、出展目的にも設定していましたが、われわれの研究に対していろんな角度からの意見をもらえたことです。
サイエンスアゴラは、本当にいろんな方が来場されます。1歳なるかならないかくらいの赤ちゃんから、(おそらく) 80代くらいの方までいらっしゃってました。また、ブース出展者同士もお互いのブースを巡って体験する文化があるので、様々な分野のバックグラウンドを持った研究者もブースに遊びに来てくれます。
「どんな人と、なにを交換してみたい?」のパネルに書いてもらったものもそうですが、なかなか研究者ではない方、普段はアカデミックな世界からは遠い方にも研究内容を知ってもらえて、その反応・生の意見を知れる機会はなかなかありません。これは本当に貴重な機会だなと思いました。
また、価値交換工学自体はもともと多様な分野を跨いで研究を行っている組織ではありますが、それ以上に多様な専門分野をもった研究者の方々との対話も非常にありがたい機会でした。なにか一緒にできるかもとその後連絡をとりあっているものもあります。こういった様々な境界線を飛び越えた”出会い”がいつか大きなイノベーションに繋がるかもしれないと思うと、とてもワクワクします。
メルカリと東京大学が一緒に研究していること自体への反響も思った以上に大きいことも、おもしろい発見でした。「なんでメルカリが研究組織持って研究しているんですか?」「なんで東京大学と一緒にやってるんですか?」という驚きの声をたくさんいただき、それを機にメルカリとしても社内に閉じずに多様な観点から、循環型社会の実現に向けてアプローチしていることを直接お伝えし、共感してもらえるシーンが多々ありました。「もっとメルカリが好きになりました!」との感想もいただいたりして、アウトリーチとしては、もっともっとR4Dの活動を知ってもらいたいなと気合が入りました。
価値交換工学メンバー内でのより深い相互理解
2つ目は、お互いの研究を知るいい機会だったということです。
これはある意味思わぬ副産物でした。当初、ブース内のスタッフのオペレーションとしては、5つの展示それぞれに対して説明担当をつけて、各メンバーは割り当てられた1つの展示を説明できるように事前に準備し、オペレーションを組んでいました。
しかし、先に述べたように想定をはるかに超える人々がわれわれのブースに来場してくださったので、各々が場の状況を見て、本来の自分の担当以外の必要な研究の説明に入らざるを得ない状況になりました。
それにより各メンバーが、自分の担当以外の研究説明を隙間時間にキャッチアップし、途中から全員が全部の研究を説明できるようになっていました。
また、来場者からたくさん質問をいただくので、それを自分の言葉で説明したり、ときに分からない質問が来たときは、それぞれの展示の研究者に聞いて一緒に答えるなどを繰り返すことで、自分たちのチーム内の研究をより理解するのに大いに貢献したと思います。
もちろん普段から定期的にコミュニケーションをとって、お互いどんな研究をしているかは把握はしていますが、人に説明するという機会がさらに深い理解を生みだすことに繋がったなと思います。
とはいえ、これは事前に準備もできたことでもあるとも思っています。事前に全部の研究を説明できるレベルに昇華しておけば、自分の担当の研究展示以外でも来場者とさらに深い話もできたのかなと反省点としても感じているので、ここは次回に向けて準備段階で改善していきたいです。
研究を分かりやすく噛み砕いて伝える方法はもっとたくさんある
3つ目は、研究を伝える表現の幅にさらなる可能性を感じたことです。
今回展示した5つの中で、4つの展示はDemoがあり、専門分野外やアカデミック界隈以外の方にもパッと理解しやすいものでした。(5つの研究内容は前回記事を参照) しかし、Moon先生の環境負荷計算 (例えば中古のTシャツと新品のTシャツを使うのは、どれくらい環境に貢献できるのかを数値化するもの) については、なかなか体験型の展示としての表現が難しかったものだと思います。
が、みんなで意見を出し合いつつ、Moon先生がおもしろい形に仕上げてくれて、最終的に中古品と新品を使ったときのCO2排出量を、木材の厚みやペットボトルの水で実際の重さで体験できるという表現になりました。
中古品を使うことは、誰もがなんとなく環境によさそうとは感じてるかと思いますが、実際のその重みを手に持って実感できるのはとても分かりやすい体験だったかなと思います。
また自分たちのブースに限らず、アゴラに出展しているどのブースも趣向を凝らして様々な形で自分たちの研究を表現していました。研究内容を動画やイラストで表現したり、ボードゲームやカードゲームにするなど、こんな方法もあるんだと勉強になるものが多かったです。
僕自身アウトリーチという役割を担っており、「いろんな人に研究を分かりやすく伝える」がひとつの大きなMissionです。そういった意味で、研究を伝える表現方法はもっと無限に可能性があるなと実感しました。
もっといろんな研究を、分かりやすく楽しく人々に伝えるため、いろんな表現を考えて挑戦していきたいなととてもいい刺激になりました。
まとめ
今回の記事では、サイエンスアゴラ出展の企画や準備の裏側についてまとめました。
準備にはかなり時間をかけたのと、準備開始が遅れてしまい、なかなかパツパツなスケジュールでの準備となってしまい大変なことも多かったですが、得られたものはそれ以上に大きかったです。
最後に、このようなイベントを開催してくださった運営事務局のみなさまに感謝を述べたいです。
ここまで多種多様な研究をしている人・組織が一同に集まり、(しかも入場料無料で!!) いろんな研究に触れられる機会は本当に貴重です。個人的には日本全国民、いや世界中から参加してほしいくらいに思います。
また、タイトなスケジュールのなかブースやノベルティなどのデザインを手伝ってくださったデザイン会社の方、価値交換工学の絵本に素敵すぎるイラストで命を吹き込んでくださったasafumiさん、そしてわれわれのブースに来場して展示を楽しんでくださった来場者のみなさまにも、改めてお礼を述べたいです。
みなさま本当にありがとうございました。