header image

NEWS

ELSI NOTE「Nintendo Switch 2 発売戦略の日米比較:経済・倫理・社会の観点から」が公開

ELSI
Top>ELSI NOTE「Nintendo Switch 2 発売戦略の日米比較:経済・倫理・社会の観点から」が公開

工藤 郁子氏(⼤阪⼤学 社会技術共創研究センター 特任准教授)、長門 裕介氏(⼤阪⼤学 社会技術共創研究センター 講師)、岸本 充生氏(⼤阪⼤学 D3 センター/社会技術共創研究センター 教授)が執筆したELSI NOTE No.55「Nintendo Switch 2 発売戦略の日米比較:経済・倫理・社会の観点から」が公開されました。

※本ノートの作成は、⼤阪⼤学 社会技術共創研究センター(ELSI センター)とメルカリの研究開発組織「R4D」との共同研究の⼀環として行ったものです。

全文はこちらから:https://elsi.osaka-u.ac.jp/research/3897

*ELSI NOTEとは、大阪大学ELSIセンターの刊行物で、国内外のELSIに関する研究・実践活動の最新動向を紹介しています。

*ELSI:Ethical, Legal and Social Issuesの頭文字をとったもので、倫理的・法的・社会的課題を意味します。


ELSI NOTE 「Nintendo Switch 2 発売戦略の日米比較:経済・倫理・社会の観点から」の概要

予約販売方法の日米比較:Switch 2の予約販売において、日本では抽選制、米国では先着制が採用されたことを、経済的・倫理的・社会的観点から考察した。5つの仮説:販売方法の違いという結果を出発点に、アブダクション(仮説的推論)を用いて、業務効率性、レピュテーション、フェアネス、企業への期待、ファンカルチャーという5つの仮説を提示して検証した。二次流通市場への示唆:日本における転売防止策の徹底とそれを補強する現象も分析対象とした上で、二次流通市場のあり方についても若干の検討を加えた。


執筆者のコメント

(大阪大学 工藤氏より)

本稿の着想を得たのは、「Rebuild」というポッドキャストを聴いていたときでした。本文の脚注20でも触れましたが、日米の感覚の違いを面白く感じたことがきっかけです。一気書きした草稿を、岸本さんに経済学、長門さんに倫理学の見地からブラッシュアップしてもらいました。おかげで、時宜を得つつも、ホリスティックな内容にできたと思います。もっとも、予備的考察ですので、さらなる研究に向けて皆様からのフィードバックを歓迎しています。


※本研究に関するお問い合わせは、R4D Web内コンタクトページよりお願いいたします。

TOP