メルカリグループは、限りある資源を循環させ、あらゆる人が可能性を発揮できる未来を目指しています。しかし、CtoCマーケットプレイスのような既存の価値交換システムでは見出せていない価値があるかもしれません。
R4Dは、メルカリグループが目指す社会の実現のために、価値交換のシステムや社会の価値観をも科学技術の力でアップデートすることを目指します。このアップデートには、産業界やアカデミア、国といった枠を超えてコミュニティをつなぎ、そこから新たなひらめきを生み出すことが重要だと考えています。
まだ見ぬ新しい価値を切り拓くために、私たちR4Dは世界中のコミュニティをつなぐハブとなって、私たちの活動の成果を社会に還元することを追求しながら、野心的に挑戦していきます。
「メルカリR4Dラボ」は、産学官で連携する研究開発ネットワークの総称です。メルカリの目指す社会の実現には、分野や立場を超えた産学官の協働による社会課題の解決(Co-innovation)が不可欠です。
「メルカリR4Dラボ」から拡がる研究開発ネットワークでは、産学官の連携による課題の発掘から社会実装まで、共通のゴールに向けた分野横断研究に取り組むことで、メルカリのミッションである、あらゆる価値が循環し、あらゆる人の可能性が広がる社会の実現を目指します。
Research Accelerationは、「メルカリR4Dラボ」の研究活動を加速・円滑化する制度や施策を構築・運営、また、社内外との連携を通じて包括連携研究を推進するチームです。以下の、研究開発倫理審査委員会や研究開発アドバイザリーボードの運営も行っています。
R4Dは、研究開発活動を中長期的に捉え、研究成果を社会実装することまでを射程においたとき、倫理性や社会 性に配慮することが不可欠だと考えています。研究倫理指針に基づいた審議を経てから研究開発を行う仕組みをつくるため、「研究開発倫理審査委員会」を設置しています。
研究開発アドバイザリーボードは、社外有識者が研究開発に関する助言・提言を行う組織として、研究開発における意思決定プロセスの強化を目的に2019年9月に設置されました。研究開発アドバイザリーボードでは、R4D内の研究テーマに対する第三者視点のフラットな立場でのフィードバックや、今後のR4Dの体制等についての検討が行われています。