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R4Dリサーチャー・藤原と東京大学(価値交換工学)のAri Hautasaari氏と中條麟太郎氏との共同研究の成果が「INTERACTION 2025」においてインタラクティブ発表賞を受賞

Communication
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mercari R4Dリサーチャー・藤原未雪が、「INTERACTION 2025」においてインタラクティブ発表賞を受賞いたしました。受賞した研究は、メルカリ・東京大学の包括連携プロジェクト「価値交換工学」に所属するAri Hautasaari氏(東京大学 大学院情報学環・特任准教授)、中條麟太郎氏(東京大学 大学院学際情報学府・修士課程)との共同研究です。

  • 受賞名
    • インタラクティブ発表賞(program committee推薦)
  • 発表テーマ
    • フリマアプリで出品者と AI が協働で作成した商品説明文が購入者の商品選好に与える影響の基礎検討
  • 論文リンク

本発表の概要

現在のフリマアプリでは大規模言語モデル(LLM)を活用した人間と AI の協働による商品説明文作成機能が導入されている。これは出品者が商品情報を入力する際の負担を軽減する目的である。本研究では、LLM による支援のもと作成された商品説明文が、購入者の商品選好および商品説明文の正直さに対する認識にどのような影響を与えるのか、また、その説明文が AI のみによる作成か、人間と AI との協働による作成かを示すラベルの有無がどのように影響するかを検討する。

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「INTERACTION 2025」とは

「INTERACTION」は、情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会 (HCI)などの主催で1997年より毎年開催されているシンポジウム。ユーザインタフェース、CSCW、可視化、入出力デバイス、仮想/拡張現実、ユビキタスコンピューティング、ソフトウェア工学といった計算機科学、さらには認知科学、社会科学、文化人類学、メディア論、芸術といった人文科学の研究者および実務者が一堂に会し、インタラクションに関わる最新の技術や情報を交換し議論する場です。


※本研究の関連ページ:https://r4d.mercari.com/communication/

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