研究開発組織 「mercari R4D」は、日本科学未来館（東京都江東区）が開催するイベント「Mirai can NOW 『空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来』」（以下、本イベント）において、2022年7月8日から8月31日までの期間、空気で膨らむ電動モビリティ「poimo（ポイモ）」の企画を実施します。
※poimoは株式会社メルカリの登録商標です。poimoの詳細についてはこちらをご覧ください
poimoは、R4Dと東京大学大学院工学系研究科の川原圭博教授が総括するJST ERATO川原万有情報網プロジェクトとの共同研究でスタートしたプロジェクトで生まれた、空気圧により膨らむ風船構造（インフレータブル構造）で作られた新しい電動モビリティです。
本イベントのpoimo企画では、ソファ型poimoの試乗体験会のほか、poimoに関するワークショップも開催します。ワークショップはpoimo編とインターフェース編から構成されており、poimo編では新しい乗り物の形や機能について考える会を、インターフェース編では乗り物の操作方法（インターフェース）を学び研究する会を行います。
R4Dは短距離移動の手段の一つとしてpoimoの社会実装を目指し、研究・開発を進めてきました。今回のpoimo企画は、長期間お客さまに実際にpoimoを体験していただくことで、poimoの社会実装に向けたニーズを把握し、また、さらなる改良ポイントを探ることを目的としています。
イベント概要
日本科学未来館が開催する本イベントは、将来ロボットが私たちの暮らしに溶け込んでいる未来社会の入り口を体験してもらうことを目的に実施されます。 poimoは新しい技術を取り入れた未来の乗り物として紹介され、ワークショップやパネル展示を通してpoimoに使われているテクノロジーを学んだり、ソファ型poimoの試乗体験をしたりすることができます。また配送用の箱型、研究初期のプロトタイプなど4種類のpoimoが静態展示されます。
特設サイトURL：https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202207082532.html
poimo試乗体験会
- 開催日：2022年7月8日（金）〜2022年8月31日（水）
- 開催場所：日本科学未来館 1階 シンボルゾーン
- 開催時間：10:00-17:00
- 試乗方法：1階 シンボルゾーンにて10時から整理券を配布します。定員になり次第配布終了
※小学生未満の方は保護者の方と一緒に試乗ください
ワークショップ：poimo編
自分が欲しいpoimoの形や機能についてR4Dメンバーと共に考えます。 ※小学生以上を対象とした内容を予定しています。
ワークショップ：インターフェース編
ソフトセンサを使った操作インターフェースを学び、スケッチや工作を通じて自分が使ってみたいインターフェースをR4Dメンバー、東京大学筧研究室と共に考えます。
※各ワークショップの開催日などの詳細は後日、未来館ホームページでお知らせします。
日本科学未来館について
東京・お台場にあり、観光スポットから足を延ばして、気軽に科学・技術に触れることのできる場所です。展示をはじめ、トークセッション、ワークショップなど多彩なメニューを通し、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術が体験できます。
開館時間：10:00〜17:00（入館券の購入および受付は16:30まで）
休館日 火曜日 (ただし、7月26日と8月の火曜日は開館)
〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6
TEL：03-3570-9151 FAX：03-3570-9150
URL：https://www.miraikan.jst.go.jp/
mercari R4Dについて
「mercari R4D」は2017年12月に設立した、社会実装を目的とした研究開発組織です。R4Dは、研究(Research)と4つのD、設計(Design)・開発(Development)・実装(Deployment)・破壊(Disruption)を意味します。 メルカリグループのサービスや事業における将来的なイノベーション創出を目指し、AI、ブロックチェーン、HCI（ヒューマン・コンピュータ・インタラクション）、量子コンピューティング、モビリティ等の研究開発を行っています。
研究に関するお問い合わせは、R4D Web内コンタクトページよりお願いいたします。